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代表メッセージ

akimii 代表

穴澤 陸平

1|僕の原点は、いつも“場所”に救われてきた記憶

“場所”には、人の心を変える力がある。その実感が、僕の原点です。
母が用意してくれた自宅での誕生日パーティ。なんてことない家でも飾りがつくだけで空気が変わって、いつもより少しワクワクしていた。家族旅行で泊まったホテルでは、同じ家族なのに距離感がすこし変わって、「なんか、ええなぁ」と感じたあの時間が残っている。大学時代、建築の学びについていけず迷っていたころは、夜な夜なクラブで踊って喋って過ごした時間が、今の自分にとってかけがえのない居場所になっていた。ふり返れば、僕の人生の節目にはいつも“場所”があった。その場所が、僕の心をそっと支えてくれていた。京都時代の修行の日々もそうでした。東京へ行く前、京都で務めた設計事務所は過酷そのもの。週に一度帰れればいい。寝れない、食べれない、気力が削れていく毎日。それでも続けられたのは、仲間が誘ってくれた居酒屋で、ほんの少し笑えた時間があったから。あのときもしんどさをやわらげてくれたのは、やっぱり “場所” だった。

2|300店舗の現場で確信した「人は場所で変わる」という事実

東京で店舗デザインを学び、大阪で不動産コンサルを経験し、京都でお店をつくる会社を立ち上げた。気づけば 300店舗以上の出店を支援してきた。物件探し、融資、事業計画、デザイン、施工。やることは山ほどあるけれど、オープンの日のオーナーさんの表情は、みんな驚くほどいい顔をしている。挑戦する人の目は前を向き、店に行けば、知らない誰かがその店で笑っていて、常連さんとオーナーさんが自然につながっている。1軒の店が、人をつなぎ、街を少し前へ進めている。これが「場所には人を変える力がある」と確信した理由です。
そしてもうひとつ。
空き家を探している人は多い。街には空き家があふれている。でも、借りられる空き家は少ない。なんでなんやろう?ずっと気になっていました。MBAで戦略とテクノロジーを学び、空き家所有者のヒアリングを重ねる中で、課題の本質が見えてきた。千葉から大阪へ草刈りに通う人の話。家族間で意見がまとまらず前に進めない話。時間も知識もなく、どうしたらいいかわからない話。どれも、「誰も悪くないのに、動けずに困っている現実」ばかりでした。でも、プロダクトの構想を話せば話すほど、みんなが本気で前のめりになった。「それできるなら使いたい!」「テナント以外もめっちゃ需要あるやん!」空き家は “課題” ではなく、誰かの人生を押し出す“未来の資源”。そう強く思えたんです。そして心の底から、“これは自分がやらなあかん” と腹の底から思いました。

3|なぜakimiiをつくるのか  ── 日本の未来に本気で光を灯したい

なぜ akimii をつくるのか。僕は、日本の未来に本気で光を灯したい。日本は「失われた30年」。幸福度は世界62位。物質的には満たされていても、心が疲れた大人が多い。でも、僕はあきらめたくない。子どもたちに、胸を張って渡せる日本にしたい。そのためには、まず今の大人が元気にならなあかん。空き家は、そのきっかけになる。場所が変われば、人が変わる。人が変われば、街が変わる。街が変われば、社会はよくなる。これは理論ではなく、僕が300店舗の現場で見てきた“事実”です。akimii は、僕の人生の経験すべてを注いで、「絶対に必要や」と思った仕組みです。Why Me ──なぜ僕がやるのか。誕生日会の飾りつけ。クラブで過ごした夜。修行時代の居酒屋の灯り。300店舗のお店づくり。空き家所有者の葛藤。僕の人生の“点”が一本の線でつながり、akimii という形になっている。だから、僕がやる意味がある。
最後に。
空き家を動かせば、人が元気になる。人が元気になると、街が元気になる。僕が社会に出た頃は超就職難で、本当にしんどい日々やった。だからこそ、あのしんどさを未来に残したくない。空き家が必要な人に届けば、解決できることはたくさんある。ひとつの空き家が、必要な人につながり、灯りがともり、そこで誰かが笑う。その積み重ねが、日本を必ず良い方向へ動かす。akimii は、そのためのプロダクト。そしてこれは、僕自身の“生き方”そのものです。akimiiというプロダクトを世の中に生み出すことで、たくさんの人が幸せになれると信じて突き進みます。