
こんにちは。北大路に実家がある45歳、サッカーと外食が好きな男です。休日はカフェや焼き鳥屋をハシゴしたり、京都サンガの試合を見に行ったりしています。
最近、昔からの友人から「親から相続した空き家、どうすればいいと思う?」と相談を受けることが何度かありました。いよいよ自分たちの世代にも、空き家という現実が近づいてきているのを実感しています。
とはいえ、「売るか貸すか」という二択だけで考えるには、ちょっともったいない気もする。そんなときに知ったのが「空き家マッチング」という新しい仕組みです。
空き家マッチングとは?
簡単に言うと、空き家マッチングとは、所有者が登録した空き家に対して、宅建士などの専門家が「こんな使い方はどうでしょうか?」と提案をしてくれるサービスです。
従来の不動産サービスは「売る」「貸す」のどちらかを決めてから動くのが一般的でした。でも、空き家マッチングはその前段階。活用方法がまだ決まっていなくても、「とりあえず登録して、提案を受けてみる」というスタンスで利用できるのが特徴です。
つまり、
空き家をすぐに売るかどうか決めかねている
どんな活用方法があるのか知りたい
誰かのアイデアを聞いてみたい
そんな人に向いています。
登録するだけで、宅建士からの提案が届く
たとえば、京都発のakimii(アキミー)というサービスでは、空き家を登録すると、宅建士から具体的な活用案が届く仕組みになっています。
「一棟まるごと賃貸にするのではなく、
1階だけ店舗にして、2階は住居にどうですか?」
「リノベ費用は最低限で抑えながら、
民泊にも対応できる形にしましょう」
こんなふうに、“売る”でも“貸す”でもない柔軟な提案が届くんですね。
提案者が宅建士だから、法的なチェックや契約まわりの安心感もある。
「空き家 登録 サービス」というと難しそうに感じるかもしれませんが、実際にはかなりカジュアルで、気軽に相談できる印象です。
自分で判断できる、という安心感
提案が届いたからといって、すぐに何かを決める必要はありません。比較したり、聞き返したり、スルーしたりも自由です。
自分が何をしたいのか、何ができそうなのかをじっくり考えたうえで、次のステップに進める。この「選択肢がある」状態が、今の空き家問題にこそ必要なんじゃないかと思います。
「空き家 提案 受けたい」というニーズに、ちょうどフィットするサービスだなと感じました。
こんな人におすすめ
- 相続などで急に空き家を持つことになった
- 今すぐ売るつもりはないけれど、動きたい
- どうしたらいいか分からず、先延ばしにしている
- 「とりあえず登録」して、何が起こるか見てみたい
ひとつでも当てはまるなら、空き家マッチングを試してみる価値はあります。
最後に
僕自身はまだ空き家を持っていませんが、近い将来、実家や親戚の家のことを考えると、他人事ではないと感じています。
放っておけば老朽化が進むし、使い道が定まらないまま時間だけが過ぎてしまう。だけど、「動き出すきっかけ」があれば、人も空き家も変わっていける。
空き家マッチングは、そのきっかけを与えてくれるサービスだと思います。
京都の空き家が、また誰かの暮らしを支える場所になる。
そんな未来の始まりとして、まずは「登録する」という一歩から始めてみてはどうでしょうか。